2009年4月24日金曜日

「本当に本当にありがとう!」

今日で春学期の授業が終了し、後は期末試験だけになったね。「後は期末試験だけだと言ったって、それが一番大変なんだよ」という声も聞こえてくるけど、まあ、それさえ乗り切れば、はれて長い夏休みだよね。みんなのエントリーからも、夏休みが待ちきれないという思いが伝わってくる。休みになったら、あれをしようこれをしようといろいろ考えを巡らせたり、一日も早く実家に帰ってのんびりしたいと思っている様子がよく分かる。夏休みが待ち遠しいというのは、講師も同じだ。この夏私は、特にこれといった予定はなく、ジムに行ったり、本を読んだりするという程度の毎日になるというだけのことなのだが、それでも、3月頃からすでに休みは待ち遠しかった。

そう、それはそうなのだが、ちょっと複雑な気持ちにもなってしまう。それは、この学期が終われば、卒業してしまう学生たちがいるからだ。学期中は当たり前のように、ほとんど毎日顔をあわせていたのに、この学期が終わってしまえばそれを最後に、あいつらとは会えなくなるんだな。あいつら、もう秋にはキャンパスには戻ってこないんだなと思うと、やはり寂しくなる。この5月には、このブログのメンバーの4人が卒業していく。どの学生も少なくとも1年は私の授業に出ていたわけで、私の中には、それぞれについての思い出がいくつも残っている。日本語の授業は時間数も多く学生と接する時間が長いからだというのは、そうなんだけど、それだけではないのだ。

日本語の講師は、一応、授業で日本語を教えるということになっているのだけれど、学生たちからいろいろなことを教わっているのだとつくづく思う。学生たちは、こちらのリードが悪い時には、文句を言うし、つまらない時には、遠慮なくつまらなそうにする。その逆、面白い時は面白そうにするし、顔を輝かせてみせる。こんな学生たちの反応を見ながら、講師は日々自らの授業についていろいろ考え、反省をしていくものなのだ。つまりは、学生たちに鍛えてもらっているのだと思う。また、日本語以外にもたくさん大変なことがあるにもかかわらず、歯を食いしばって課題をこなして提出する姿を見ながら、こちらも頑張らなくてはならないぞ、と思わされることも多いし、理由もなく気持ちが沈んでいる時に元気をもらうようなことも度々だ。

そんなふうに一緒に時間を過ごしてきた学生が、大学を出て行くというのは、やっぱり寂しいもので、感傷的な気持ちにもなってしまう。だが、学生にとって大学は人生の通過点の一つであり、ゴールではない。4年過ぎれば、次のステージへ進んでいく。大学に残る林先生や私はただ送り出すだけだ。「自信をもてよ!いろいろあると思うけど頑張れよ!」と。そして、「本当に、本当にありがとう!」と。

9 件のコメント:

ビール さんのコメント...

やっぱり五年間日本語の授業をとると、いろんな思い出がありますね。JPaの時に、その思い出を少し楽しみたいんですけど、よろしくね。^^

Shelby Carpenter さんのコメント...

有留先生、ありがとうございます。授業でたくさん習って、面白かったです。五年生になって、楽しみにしています。

卒業する学生:この後頑張って!

youngkyung さんのコメント...

先生も学期末になると複雑な気持ちになるのは仕方がないんですね。今年の日本語の授業で色々いいことを沢山習って日本語がもっと上達したような気がします。まだまだですけど、日本語の授業がなかったら今の日本語能力にもならなかったと思います。先生、ありがとうございます!

ジェシー・リー さんのコメント...

先生、一年間本当にありがとうございました。日本語の教授として、そして時々はお父さんのように気づかってくださいましたね。私たちを引っ張ってくださって私もたくさん勉強になったと思います。ありがとうございました!

Toole さんのコメント...

この一年間もう過ごしてしまったということは信じられません!僕は新米として初めての授業に入った時にビクビクしましたが、先生と学生に暖かく迎えられましてホッとしました。有留先生、この一年間色々いいことを教えてくださってありがとうございました。そして林先生、来年よろしくお願いします。

さんのコメント...

今日のJパーは本当に楽しかったですね。皆さんの思い出の話などを聞いて、あそんなこともあったのかあ、と色々と考えてしまいました。

有留先生のおっしゃる通り、私も皆さんから沢山のことを学びました。本当にありがとう!これからもそれぞれの道を歩んでいると思うけど、がんばってね。時々近況を教えてください!

Jon Clark さんのコメント...

有留先生、本当にありがとうございます。

振り返ったら、4年間は信じられないほど速かったと思います!最初大学に入った時、「4年間は長い間だね」と思ったけど、もうすぐ卒業するこの時期では全然同じような考えではないです。寂しいですね!

そして日本語の授業をずっととったこの4年間は本当に楽しかったです!沢山面白い思い出が出来ました。

キウィ さんのコメント...

本当に寂しいですね。有留先生は一年と二年と四年生の時の先生で、本当に卒業するのは寂しいです。そして、林先生は二年生の時でしたね。本当にありがとうございました。先生のおかげでここまで来たのですからね。

clarafromguam さんのコメント...

先生、本当にありがとうございます!先生と他の学生のおかげで、色々なことを沢山学んで、だいぶ成長したと思います。大学は人生の通過点だといっても、私にとってこの4年間は本当に大事な時期でした。だから、最近とても複雑な気持ちになってしまいましたね。期末試験はまだありますが、今学期の終わりまで楽しみましょう!